新ビジネス起案ってムズイ

なにこれ

会社で新ビジネス企画ごっこを実施して思った事なんですが、感じた/考えた事をちょっと書いてみます。僕のマーケティング知識は数冊の本を読んだ程度の知識だし、本格的にそういう業務に就いてるわけでもないので適当な事を言うかもしれないけど、「昔の自分はこんな事を思ってたんだ」って回想ができるようにログを残しておこうかなと思います。自分の稚拙な考えをブログに書くのは気が引けるんですけど、多分こんな過疎ブログは誰も読んでないので大丈夫なはずです。

市場(規模とか業界)調査とか重要って言うけど、それを絶対前提として進めたらまずいじゃない?

特にその業界が自社の属する業界ではなく、自社製品の提案先として考える業界の場合です。市場規模なんてのは何処かの総研のリサーチ結果の欠片とかから割と簡単に探す事ができます、が、その結果を企画発案のスタートとして始めるのはあまり意味のあることだと思えないのです。(ユーザの意向とかの結果なら未だ意味があると思えるけど)
「市場全体のカネの総量」=「新規ビジネスが狙える市場規模」ではなく、その内の限られた範囲って状況が多い気がします、当たり前だけど。だから1兆円市場と言われてても、実際のITが関連するのは10億くらいだった、とかそういう事例も多いんでしょうかね。

そんな感じで始めるよりも、新企画の軸になる「アイデア出し」を目的として「実際にいろいろな業界の現状を体験してみる」とか、「そっちの業界の人と話をする」とかを実行する方が有意義なのかなと思った。

市場規模が大きい→じゃあそこで「何か」やろうって考えになると、結局「実際にその市場に入り込むスキマはありませんでした」とか「競合企業が強すぎて太刀打ちできませんでした」とかになる事が多いでしょ、と。つまり↓みたいな思考になりやすいんじゃないかな


「俺はxx業界でやるぜ・・・」
「何を?」
「何かを。」

出展:The3名様/石原まこちん

結局いいたい事って

どちらかと言えば、「市場調査」とか「様々なマーケティングツールの行使」っていうのは、自分が出したアイデアを第三者視点で正しく判断するための考えで、最初の一歩に使う考え方では無いのかな。「身の回りの不便、ユーザの求めている物(システム)を自分の経験と知識を元に考える、自分に知識が無ければそれを知ってそうな人達に聞きまわる」事が、最初の一歩として行う事なのかな、と思いました。簡単に調べられる事を「貴重な情報」と崇めるのはどうなの?

そんな事を考えたりしました。やっぱ色々なアイデアを出してツールを使って選別していくって手順しかないのかもしれないです。